何か書けたら書いてます

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推しの主演映画を何回も見に行った話

推しの山田裕貴くんが主演の映画「あの頃、君を追いかけた」がつい最近まで公開されていました。地方の映画館ではこれから公開されたり、今も公開されている場所もあると思います。気になる方はぜひ映画館へどうぞ!

今日はこの映画を県外まで行って何回も見た話をします。まず最初に予告を貼っておきます。

 
『あの頃、君を追いかけた』本予告 10月5日金公開 - YouTube

この作品の考察や感想は他の人たちがめちゃくちゃ書いてると思うのでそれは一旦置いといて、わたしがこの作品を見るために奔走した話をします。ただネタバレ書いてしまったのでネタバレ見たくない方はすみません。このブログ推しの布教とかよりも備忘録のためみたいなところがあるので他人に適してないと思う…。読みたいと思ったら読んでください。

 

まず、推しが主演の作品となったらわたしはどんなジャンルだろうがとりあえずは見てみようとなります。まあ主演じゃなくても推しが出ていたらとりあえず見ます。それで自分に合わないとか苦手だったってなったらその作品とはそれっきりになってしまいます。いくら推しが出てても好きになれない作品は正直あります。推しが出てるからって無理して見て嫌になるのが一番つらいのでその時はスッパリ切ります。推しだから褒めなきゃとか、推しだから絶対見なきゃみたいな「義務」のようにはしたくないし、推しててつらいと思いたくないので、自分がちょっとな…と思うものは見ないようにしています。この作品も最初は恋愛映画だから、毛色によっては合わないかもしれないと思ったりしてました。作品を宣伝する推しくんもいつになく必死で宣伝しているように見えて、(これで見て合わなかった時の絶望感やばくない?)と見る前から危機感があったりしました。今だから言えます。蓋を開けてみれば、好きなタイプの作品だったし、初見でこれならいけると思いました。

これならいける、そう、これなら公開後他県に行ってでも見に行けると思ったのです。

説明しよう!わたしの住んでいる県ではこの映画、公開されませんでした!

いや元々箱少なめの映画ならわかるんですよ。それなら地方だからで諦めつくんですけど、わたし調べではこの映画が1館でも公開されなかった県は香川県徳島県のみです。この前の記事で四国に住んでるって書いたからもういいです。どっちも四国ですね。このようにほぼ全国で公開されているのです。だからこそなんか…めちゃくちゃ悔しい…と思いました。あと推しくんが遠くていけない方すみませんって謝ってるの見てSAN値削れた。行けないことをわざわざ言う人とは価値観が合わないです

最近見た映画でおすすめある?という質問に「あの頃、君を追いかけた」です!と返してもその人すぐ見に行けないじゃないですか。まさか向こうも他県まで行って見に行ったとは思わないでしょう。見に行ったよ。

 

初見は公開前の先行上映回in広島です。舞台挨拶系では史上最高に近かったです。いつ見ても顔が良い…。広島だから衣装も赤いパンツ履いてました。アッ中も赤いパンツだと思います。*1そこで見て、恋愛映画だけどそれだけじゃない「人生」を感じたし、パラレルワールドというワードが出てきたところで何故か自分でもわからないけどめちゃくちゃ刺さって、涙がブワッと出た。そして終盤でパズルのピースを合わせていくように「あの頃」の映像が流れていくのがちょうど披露宴のときに流されるムービーみたいな感じで「結婚おめでとう…」となりました(結婚してません)パラレルワールドの存在を知る前の初見と知った後では見方が変わってくると思うので、一回だけでも楽しめるけど、複数見たらもっと楽しめるタイプの映画です。だから…だから……もう一度見る…県外行きゅ…と決めた初見でした。改めて書きますが、これも県外まで足を運んででも見に行かなきゃという「義務」ではなく、「自分が県外まで行ってもう一度見たいなあ」と思ったから行きました。行くも行かないも自由だし、周りが見てねと言っても苦手なもの、どうしてもダメなものを無理やり見る必要はないとわたしは思っています。周りのオタクもオタクの定義とか価値観の違いとかで悩んでる人とかよく見るんですよ。わたしも悩む時あるし。選択は自由だと思います。君は君らしく生きていく自由があるんだって欅坂も歌ってるよ。*2

二回目は公開記念舞台挨拶in西宮です。この日は台風が接近していたときで、鳴門大橋という風が出たらすぐ閉じる橋があるんですけど、最短ルートはそこを通るので行けるのかすごく不安でした。案の定その橋は閉じたので迂回することになりました。全部閉じなくてよかった。海を超える手段が危うく失われるところでした。

それでも遅延は起きたので、三宮に着いたら猛ダッシュです。大丈夫です、間に合いました。服が乱れても化粧が崩れても間に合わないのが一番嫌だったので必死でした。この時も推しくんは顔が良かったし、広島の時より笑ってました。舞台挨拶は公開前と後、上映前と後、とタイミングがありますがわたしは公開後、そして上映後の舞台挨拶が一番好きかな。ネタバレも話せるから話の内容も濃くなる気がする。あと登壇人数も少ない方が個人の話をたくさん聞けると思うので登壇人数も2、3人がベスト。この日は齋藤飛鳥ちゃんがすごく機嫌良かったです。サインに「わーい」って書いてました。ちょっと可愛すぎる。

三回目は岡山でフォロワー捕まえて一緒に見ました。四回目は愛媛まで車走らせて見に行きました。全部違う県の映画館で見てるの我ながらウケる。本当は五回目も愛媛で見る予定だったんですけどトラブルかなにかで上映回数を減らされ見ることできず……。


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パンフレットも綺麗で買って良かったです。最後のページの破壊力やばすぎません?見た瞬間パンフレット落としたし一緒に見たフォロワーがわたしの目の前でそのページ開くから人権を失ってしまった

 

やっぱり結婚式からのシーンが好きすぎて、四回中一番泣いたの四回目なんですよ。理解が深まってきたらなお泣けるからだと思う。わたしがこれを何回も見ようとしたのは、推しが主演だし、推しがこの作品に懸けている想いを痛いほど知っているので出来るだけ見て興行を上げたいという気持ちももちろんありますが、何より水島浩介という役にハマりすぎていたからです。めちゃくちゃいい男じゃん。「なんでそんなこと言うん!?」とか「真愛の気持ちに気付け!!」みたいに思ったことはありますが、それも込みで、水島浩介というキャラクターに惹かれていた部分があります。わたしはどちらかというと真愛の「向けられている愛情に応えることが出来るかわからない」とか「どこが好きなの?」と聞いても漠然とした答えしか返ってこないことに不安を感じるという気持ちがわかるので浩介この野郎という気持ちと、お堅い真愛の心を揺らめかせた浩介すごくいいじゃん…という気持ちがせめぎ合ってます。あと、水島浩介は役なのにその中にいる山田裕貴を見てしまった。本人も言っている通りシンクロしているからなのか、自分が勝手に役と俳優を重ねてしまったのかはわかりません。これは浩介の雰囲気の話ですが、予告の花嫁待ってるぞのシーンの浩介を見て一目で月日を10年積んでいることが分かって流石だなと思いました。その間をじっくり映さず切り取られてもその間がちゃんと見える感じ。好きなところです。月が綺麗だね。

 

 

11月24日から新宿武蔵野館で一週間だけ上映するそうです。


新宿武蔵野館

新宿武蔵野館はあの「闇金ドッグス」が始まった場所だそうです。それ聞いたらそこで見たいやん…(忠臣さんの女なので…)奇跡的にその間に東京にいるので見に行こうと思います!やったー!

 

 

 

 

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*1:推しくんは気合い入れる時はいつも赤いパンツを履いているそうです

*2:サイレントマジョリティ