何か書けたら書いてます

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2017年6月と11月の現場の話

前回の記事を早朝に載せるという愚行をしましたが、意外にも見てくださっていたみたいで嬉しいです。ありがとうございます…!そしてフォロワーさんが記事にスターくれててめちゃくちゃ嬉しかったです!でもわたしはスターの送り方がわからないのでわかったらこちらからも送りたいです。

 

さて今回は前回の記事どおり現場で狂った話でも書きたいと思います。狂っているので言葉も破錠してそうなのと困ったことに記憶をすぐなくすので覚えてないことが多々です。

 

 

まず最初に推しの現場に行ったのは2017年6月です。映画「トモダチゲーム」の公開記念舞台挨拶(大阪)でした。大阪に吉沢亮くんのオタクがいたので誘って行きました。そもそも舞台挨拶が初めてだったので、どんな感じなのか全く掴めずふわふわした状態で行った記憶があります。もちろん初めて生で裕貴くんやお亮を見ることになるためどんな感じなんだろうとドキドキはしていました。

 

わたしは四国に住んでいるので、こういった現場に行くのには結構労力がかかります。海を超えなければいけないし、新幹線も通っていません。地元で開催するなんて一年に一度でもあればそりゃ物凄いなと思うぐらいの地方です。今年は高知にジェネの亜嵐くんが来ててビックリしましたし、本広監督のおかげで地元に綾野剛さんが降臨したりしました。目の前に剛さんが来た時のわたしはパニックでした(めちゃくちゃオーラがありましたがとても優しい方でした)

まあそんな感じで現場慣れなどほとんどしていない中、モノレールに揺られながら映画館に行きました。

映画を楽しみ、舞台挨拶が始まります。ふたりが万を辞して出てきた瞬間わたしの心は

 

あわわわわわわわわわわわわわわわわ

 

でした。「あ」と「わ」しか発することの出来ない生き物か?言葉が奪われました。

この時の座席は決して前の方の席ではありませんでした。席からは表情までしっかりとは見えないし、双眼鏡も持ち込んでなかったので全身と言葉と仕草がわかるぐらいです。でもそれでも十分すぎるほどの衝撃でした。

 

いや、ふたりとも雑誌とか映像で見る10000000倍はかっこいいし顔が良いじゃん………遠くて顔がよく見えないだろって?顔が良い人は遠目でも顔が良いのがわかるんだよ、出直してきな!あと衣装の色が全身薄緑で後から見直すと結構なんじゃこりゃと思うような衣装だったんですけど初めて肉眼で見る推しの衝撃強すぎて全く気になりませんでした。

とまあ初っ端から衝撃でしたし、ふたりともテンションが高かったのか和気藹々としていて、特に吉沢亮くんはもっとクールに対応するのかと思いきや裕貴くんのうるさい動きにしっかりとツッコミを入れるノリの良さを持ち合わせていて顔が良いのにノリも良いとか最強かよと屈服せざるを得ませんでした。裕貴くんも裕貴くんで映画の話から、みんな聞きたいでしょ?とふたりのプライベートな話もたくさんお話してくださってサービス精神旺盛でした。後にわかったことですがフォロワーさんが同日一緒の舞台挨拶に行ってたそうで、その時の話で「推しが天使に見えた」と仰ってて笑いました。推しは天使。一言でいうと本当に行ってよかったと思えた現場でした。

ちなみに裕貴くんはこの日の前日、東京での舞台挨拶で確か金髪姿(ヤマケンを撮影していた頃なので)を初解禁していました。それをネットで見たときから「これ、このハチャメチャ顔の良い人間を明日この目で見るん…?」と戦慄していました。推し、生きてた〜!!

 

舞台挨拶が終わってからのわたしの挙動はおかしかったです。狂い始めました。友人を待っていたのに何故か近くにいた全く知らない女性を友人と勘違いして話しかけてしまうし、道中人にぶつかりまくってしまったし、帰りのモノレールで揺れすぎて人にぶつかりそうになりました。普通に危険人物なので隔離が必要です。

そんな最高すぎる現場が初めての推し現場だったので、これから行ける現場は行きたい!と思うようになりました。あと生の推しは画面越しや写真で見るよりも遥かに素敵だなと思ったので、見れる機会を逃したくないという気持ちもあります。

 

裕貴くんって客席全てを見てません?登壇中は出来るだけ目に焼き付けたくてガン見してるんですけど(こわい)そのとき視線が色んなところに行ってるな〜と感じました。だから勘違い乙と言われると思うしこちらも承知で願望も込みで書かせてもらいますけど、「キャッ♡目が合っちゃった♡」は割とガチかもしれないと思ってしまう。この前の現場で何回目が合いました?バチバチに合いました(グロ文章)

そういう気持ちもあってかなくてか、現場がある日は普段の格好じゃとても行けないと思うようになり、新しい服を買い、体調管理をしっかりして、化粧もいつもより時間をかけて綺麗にして、と人間力を上げることを心がけるようになりました。そういう気持ちと書きましたが、単純に現場は普段では味わえない「特別な日」だし舞台挨拶などは映画が公開された、ヒットしたからやるものであり「おめでたい日」なのでお祝いをしに行くという意味でも身だしなみは整えて行きたいと思うようになりました。実際わたしのフォロワーさんや友人も同じ考えを持っている方々は推し事の度に綺麗になっているんです。目に見えてわかるなんて本当にすごいことだし、推しは人を綺麗にする。

 

そして去年11月に写真集を出しました。若手俳優の出す写真集イベントといえば○冊買ったら握手、チェキ撮影など買う冊数に応じて特典が増える仕様になってるじゃないですか。彼のイベントもそれでした。今まで俳優を推したことはありますが、こういったイベントには縁がなく、握手などもしたことがないのにいきなりツーショなんていけるのか!?と不安と緊張がものすごかったのを覚えています。でもこんなチャンスあっても数年に一度では?と思ったしこのタイミングを逃すとあっても抽選制になって外れたりするかもしれないと思うともう「行く」一択でした。

そこからわたしの改造計画が始まりました。身体を締める!自分の似合うものを探す!笑顔の練習!イメトレ!みたいに…この期間めちゃくちゃ楽しかったですね。その間に推しは坊主になりました。今後ないかもしれないぐらいレアなチェキなのに坊主かーい!と突っ込みたくなりましたが彼は俳優なのでそりゃ突然髪型が変わるのは仕方ないのですが。そして個人的には坊主好きだしキミオイ撮ってる時点である程度覚悟はしていました。しかし髪の毛の伸びる速度が爆速なのでチェキ撮影する頃には坊主…よりは髪が伸びてますね、ぐらいの長さになっていました。

順調と思っていた矢先に、わたしはヘマをします。

 

 

現場10日前に風邪をひく。

やらかしました。絶望しました。なんで!普段風邪引かないのにこのタイミングでわざわざ風邪をひくんだ〜ッと己を呪いました。本当に久々に熱出るほど風邪ひきました。声も死にました。

こいつぁやべぇと思い全力で治しにかかりました。1週間後なんとか鼻水と喉以外の症状は治まり、常時マスクを装備し東京へ赴きました。この時は鼻水は堪えられるけど、声はほとんど出せない状態でした。絶対に周りにうつしてはならない、推しに絶対察されないようにする、奇跡的に現場中だけ完治しろと念じながら現場へ。入口付近に消毒用アルコールがあったのでこれでもかと手に振り撒き揉み洗うわたし。

ここで火事場の馬鹿力じみた謎の力が発動しました。

 

あんだけ死んでた声が普通に出る。

鼻水が完全に止まる。

体が軽い。

 

あれ、治った…?

接触してる時だけ治ってました。うわっ…今のわたし…健康体!推しは身体を癒す。

でも最初に書いた通り記憶をよくなくすので何を話したか、とかそういう肝心なところはすっぽり記憶が抜けています。何話したんだろう。

そして裕貴くんが見えた瞬間(いる………)と謎の感想を抱いていました。これまでに何回か生で見てるやんけ。でもそのくらい何度見ても顔が良すぎてまず最初に(いる………)という感情をもってしまう。しかもそんなめちゃくちゃ顔の良い男が自分に近付いてきたんですよ(写真を撮るので当たり前)そんなのやばすぎてひえってなって逃げるじゃないですか。

そう、1歩逃げたんです。そのせいで初めてのチェキは顔は近いのに身体に謎の空間が出来上がりました。

 
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寂しい空間や……わたしの右手が寂しそうや…体調もあってか、後悔したことがいくつか出来てしまったのです。実はこの次の週に今度はファンクラブ限定のチェキ撮影イベントがありました。何と当選してしまったので、この後悔は次に生かそうと決めた瞬間でもありました。そして2週連続で東京という正気かと思われそうなスケを何のためらいもなく入れてた当時のわたしもなかなか気が狂ってるなと思いました。わたしは四国にお住まいです。

帰ってきて即病院に行き、「週末大事な用事があるので今週中に治してください」とお医者様にぶっ込んだら喘息の薬を渡されました。これがめちゃくちゃ効いた。3日で治った。みんな!体調悪かったら大人しく病院行こうな!

そんなこんなで風邪も治り、前々日にフォロワーさんに岡山で似合う服を選んでもらって(ありがとうございます)先週よりもいい気持ちで東京に行きました。1週間ぶり3回目。ちなみに2017年1回目の東京はハイローランドで遊んでいました。ザランド版ザムを見た後ワタルさんの電話越しから裕貴くんの声を聞いてしにました。

 

この時のチケット番号が5番でつまり最前列で握手会を除くと至上最高に近かったです。しにそうだった。「結構話す時間あるので何話すか待ってる間に決めておいてね〜」と前置きしてくれましたが5番なので割と時間がない。至近距離で見る推しは目がとても綺麗でした。前回の記事でも書きましたが、わたしは目力のある人が好きで、裕貴くんの目なんてまさにわたしの好みど真ん中で絶対目を見てしまいます。強い眼差しを見ると目を逸らせなくなるんです。普段のわたしはどちらかというと人見知りなのもあってか人の目を見れないタイプなんですが、彼の目はずっと見たいと思う目をしています。握手をしてる時も絶対目を逸らしたくなくて多分ずっと見てました。なんだこいつと思われてもしょうがない。

前回の後悔部分だった声も治ったし、近付いてきても下がらなかったので謎空間もできていなかったし、話した記憶は残っています。

 

こういう話せる機会って、いわばその時だけは「推しと自分だけの世界」になるわけじゃないですか。だからそこで何を話したか、どんな反応をしてくれたか、とかそういうのはあまり言いたくないので詳しくは書きませんが、わたしが目をずっと見ているのと同じように彼も目をずっと合わせてくれていたと思います。人の目を見て話すが当たり前にできる方だなと身をもって感じました。でも思った以上に話せる時間が長くて最後の方は多分声にならない声を発していた気がする…きっと向こうも困惑していたと思う。申し訳ない。

この日、初めて色々なフォロワーさんと出会えました。そこまで長い時間ではなかったけど、話ができてとても楽しかった記憶があります。様々な年齢の方がいて、服の系統も違っていて、傍から見るとなんの集まりなのかわからない気がする。きっと推しを好きな気持ちがなかったら決して出会うことも知り合うこともなかった人たちだと思うので、素敵な縁だと思ったし大事にしたいと改めて思った大事な大事な1日になりました。撮ったチェキを見ては現実だ…と震えるし、この表情をした推しはわたしの手元にしかないと思うと何だか特別感ものすごいです。2枚目の方の推しくんめちゃくちゃ好きな表情してて幸せの極み。墓に入れて欲しい(その時にはもう劣化して見えなくなってるとか言わない)

 

 

裕貴くんのトークで感じたことを綴って終わりにします。

前回の記事で「肯定的に見てくれない人にも目を向けている」と書きましたが、たまにそちらに目を向けすぎていて勝手に寂しくなることもありました。すぐ後ろにわたし達がいるのに…なんてフォロワーさんと話してたりもしてました。このイベントの時に話していた「距離が遠くなったと言われることがあるが、自分はどこにも行かない」という言葉も、精神的にはそうかもしれないけど物理的に(人気が出てきて現場チャンスが少なくなるなどで)はどうしてもそう思えなくなる人もいるのではないかと感じたりしていました。でもファンに目を向けていないわけではないし、たまにSNSとか見てたら距離感近いなと思ったりするけどこれはあかんでしょなラインは超えていない気がするし個人的には俳優としての信頼がものすごいと思っています。俳優としての信頼というのは、役をやるにあたってのこだわりややり方、整え方意気込みなどなど、それを言うだけならすぐ言えますがそれをしっかり実現させているというか、こちらが「これがインタビューで言っていたやつかな?」と思ったものが本当にそうだった、という現象がまだ詳しく調べ始めてからそこまで経ってないのにすでにもう何度も感じたので、相当好きです。そういう俳優として好きだなと思うポイントがあると強みだなと思います。これは個人的な意見ですが本職は俳優なので、本人がどんな性格をしていようが素敵だな、好きだなと思う演技をしていればオールオッケーです。あとは健康に生きてください。

 

結局あんまり現場で気が狂った話してない気がする…そして今回はド深夜に更新する愚行である。

 

 

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